ひび先生

ひび先生

愛知エリアマネージャー

児童発達支援管理責任者

作業療法士

誰かの人生に、少しでもプラスになる関わりを

まず、お名前と現在の役職について教えてください。

ひび しょうたと申します。子どもたちからは「ひび先生」と呼ばれています。
現在は、キッズエール小牧の管理者として事業所運営に携わりながら、児童発達支援管理責任者としても支援に関わっています。

これまでのご経歴と、この仕事を選んだきっかけを教えてください。

私は保育士ではなく、作業療法士としてキャリアをスタートしました。
もともと児童分野というよりは、障がいを持つ方の社会復帰を支援したいという思いがあり、約16年前にこの道を選びました。
原点にあるのは、高校生の頃に経験した祖母の変化です。
骨折をきっかけに入院した祖母は、環境の変化や孤立の中で急激に状態が悪化し、認知症を発症しました。
当時は知識もなく、「何かできたことはなかったのだろうか」と、後悔の気持ちが強く残りました。
その経験から、「リハビリという立場で、人の人生に関わる仕事がしたい」と思うようになり、作業療法士の道を選びました。

ひび先生の支援風景
子ども一人ひとりの変化に丁寧に向き合いながら、支援を行う。

子どもたちの「成長」を、
保護者と一緒に喜べる仕事

キッズエールで働くことになったきっかけを教えてください。

きっかけは、キッズエールの社員の方から声をかけていただいたことでした。
正直、児童分野はそれまで深く関わったことのない領域でしたが、「誰かの役に立てるなら、挑戦してみたい」という気持ちはずっと変わらず持っていました。
児童分野は未経験ではありましたが、自分のこれまでの経験が少しでも活かせるならと思い、キッズエールに入ることを決めました。

今のお仕事のやりがいや、印象に残っている瞬間はどんなときですか?

これまで関わってきた分野では、人が年齢を重ねるにつれて「できなくなったこと」と向き合う場面が多くありました。一方で、子どもたちは成長が前提にあります。
保護者の方から「こんなことができるようになりました」と聞いたとき、その成長を一緒に喜べることが大きなやりがいです。

事業所単体ではなく、
地域全体を支える“ハブ”として

今後、キッズエール小牧をどのような事業所にしていきたいですか?

事業所が増えている今だからこそ、子どもたちや保護者がより良い選択をできる環境が大切だと感じています。
キッズエールだけで完結するのではなく、保育園や学校、他事業所と連携し、地域の中心で人と人をつなぐ存在を目指したいです。

ひび先生とスタッフの打ち合わせ風景
地域やスタッフと連携しながら、事業所の在り方を考える時間も大切にしている。

子どもたちの前に立つ、
大人の姿そのものが支援になる

最後に、これから一緒に働く方へメッセージをお願いします。

私自身、児童分野は未経験からのスタートでした。それでも、できることはたくさんあります。
楽しく働く姿そのものが子どもたちの見本になるので、前向きに関わってくれる方と一緒に働けたら嬉しいです。