みさこ先生

みさこ先生

児童発達支援管理責任者

児童指導員

介護福祉士

小さいうちに、その子に必要な支援を届けたい

まず、お名前と現在の役職を教えてください。

「たん みさこ」です。
キッズエールでは、管理者兼児童発達支援管理責任者として働いています。

この仕事を選んだきっかけを教えてください。

もともとは小学校で、障がいのある子どもたちがいるクラスに入る支援員として働いていました。
関わるうちに「この子たちはどんな子なんだろう」「もっと深く知りたいし、関わっていきたい」という思いが強くなっていきました。

その後は、大人の就労支援や生活介護の現場でも働きました。
そこで、必要な支援を受けられないまま大人になって、困りごとを抱えている方たちを間近で見てきました。
その経験から「小さい頃、特に小学生くらいまでに、こういう関わりができていたら違ったかもしれない」という気づきがたくさんありました。

今の子どもたちには同じ思いをしてほしくない。
小さいうちに必要な支援を届けたい。
そんな思いで、この仕事を続けています。

みさこ先生の写真1
立ち上げ当初から子どもたちを見守り続けてきた、みさこ先生。

立ち上げ当初から見てきた子どもたちの成長が、何よりのやりがい

この仕事のやりがいを感じるのはどんなときですか?

子どもたちの成長を間近で見られることです。
立ち上げ当初からいる子も多く、最初は椅子に座っていられなかった子が、今では落ち着いて勉強していたり、声にならない「あー」といった発声だけだった子が、「いたい」「大丈夫?」と気持ちを言葉で伝えられるようになったり。

保護者さんと一緒に「ここまで成長したね」と喜びを分かち合える瞬間は、本当にうれしくて、自分の子どものことのように胸がいっぱいになります。

みさこ先生の写真2
小さな変化も見逃さず、子ども一人ひとりのペースに合わせて関わる。

子どもたちの年齢層について教えてください。

今は、いちばん上が小学校3年生、いちばん下が2歳のお子さんです。
立ち上げ当初に4〜5歳で通い始めた子は、今では小学校1〜2年生になりました。

2歳の頃から通っている子が、今では新しく入ってきた2歳の子どもたちに優しく声をかけたり、腰をかがめて手を取ってあげたりする姿を見ると、「本当にお兄ちゃん、お姉ちゃんになったなあ」と感じます。

社会に出ても困らないように、就労先とのつながりもつくっていきたい

今後、この事業所をどんな場所にしていきたいですか?

今いる子どもたちは、いちばん上で小学校3年生ですが、これから学年が上がっていき、中学生・高校生になり、いずれ社会に出ていきます。
そのときに困らないように、社会に出るための力を少しずつ育てていきたいと思っています。

具体的には、就労先とのつながりをつくっていきたいです。
例えば、夏休みなどを利用して就労先へ見学に行ったり、短期間の体験ができたりするといいなと考えています。
保護者の方が忙しくて一緒に行けない場合には、事業所の職員が付き添ってサポートすることもイメージしています。

「ここで学んだことが、将来働くときにも生きている」
そんなふうに感じてもらえる支援につなげていけたらうれしいです。

むずかしいことよりも、まずは子どもといっぱい遊んでほしい

これから一緒に働くかもしれない方へ、メッセージをお願いします。

まずはむずかしいことを考えずに、子どもといっぱい遊んでほしいです。
子どもと遊ぶことが、いちばんの関係づくりだと思っています。

子どもと仲良くなろうとしてくれること、子どもに寄り添おうとしてくれること。
その気持ちが何より大事です。
そんな想いを持った方と、一緒に子どもたちの成長を見守っていけたらうれしいです。